眠れない夜が続くと、「今日も眠れなかったらどうしよう」という不安まで積み重なって、心がどんどん疲れていきますよね。布団に入ってから何度も時計を確認してしまったり、朝起きた瞬間から体が重いと感じたり。頑張って早めに布団に入っているのに眠れないのは、決して「気合が足りない」からではありません。
眠れないのは「頑張りすぎ」のサインかもしれません
眠れない夜が続くと、つい「早く寝る努力」ばかりに意識が向いてしまいます。ですが本当の問題は、眠る直前だけでなく、日中から夜にかけて交感神経が高ぶったままになっていることが多いようです。体を休めるスイッチがうまく入らないまま夜を迎えてしまう、というのが根っこの部分にあるのかもしれません。
眠りを妨げている3つの原因
①カフェインの影響が、思ったより長く残っている
カフェインの代謝には個人差があり、体内で半分程度に減るまでに数時間かかると言われています。体質によっては、午後に飲んだ一杯が夜まで影響を残している場合もあります。「もうカフェインは抜けているはず」と思っていても、実際には交感神経を刺激したままになっているケースも少なくありません。
②寝る前の情報過多で、脳が興奮したままになっている
スマホの画面や次々届く通知は、脳を興奮させやすいと言われています。布団に入ってからもSNSやニュースをチェックしていると、体はリラックスモードに切り替わりにくくなってしまいます。
③体温リズムが乱れている
眠気は、体の深部体温が下がっていく過程で自然に訪れると言われています。シャワーだけで済ませたり、就寝直前まで動き回っていたりすると、この体温の下がり方がゆるやかになり、寝つきにくさにつながることがあります。
香りの面からアプローチしたい方は、以前ご紹介した寝つきが悪い夜に試したいアロマの選び方もあわせて読んでみてください。
薬剤師が考える、ハーブティーを取り入れた眠りの整え方
そこで取り入れやすいのが、寝る前のノンカフェインハーブティーです。カモミールやレモンバーム、リンデンといったハーブは、もともとカフェインを含まないため、就寝前の水分としても選びやすいのが特徴です。温かい飲み物をゆっくり飲むこと自体が体を内側からじんわり温め、そのあとの体温の下がり方が、眠気を後押ししてくれると考えられています。
また、カップを両手で包んで香りを感じながら飲むという「動作」そのものが、スマホから意識をそらし、気持ちを切り替えるきっかけになるとも言われています。効果には個人差がありますので、「絶対に眠れるようになる」というものではありませんが、無理なく続けられる夜の習慣のひとつとして取り入れてみる価値はありそうです。
飲むタイミングと量の目安
- 就寝の30分〜1時間前を目安に、マグカップ1杯程度
- 飲みすぎると夜間に目が覚めやすくなることもあるため、控えめな量から試す
- 体を温めたいので、できるだけ温かい状態で飲む
耳もとを温める習慣を併用したい方は、眠れない夜に効く、耳温活とピローミスト習慣もおすすめです。ハーブティーで内側から、ピローミストや耳温活で外側から、というように組み合わせている方も多いようです。
寝る前のひとときに。生活の木「おいしいハーブティー ムーンガーデン」
カモミールとりんごの風味をブレンドした、ノンカフェインのハーブティーです。ティーバッグタイプで、寝る前のひとときにも気軽に取り入れやすいのが魅力です。個包装なので、旅行先や仕事場に持っていくのにも便利です。
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今日からできる、寝る前ハーブティー習慣
難しいことをまとめて始める必要はありません。今日の夜から、次の3つだけ試してみてください。
- 就寝1時間前になったら、スマホを少し離れた場所に置き、部屋の照明を落とす
- マグカップ1杯のノンカフェインハーブティーを、香りを感じながらゆっくり飲む
- 飲み終えたら、そのまま布団に入り、深呼吸を数回繰り返す
眠れない夜は、頑張っているからこそ心も体も休ませ方を探しているタイミングなのだと思います。「熱帯夜で眠れない夜、それはあなたのせいじゃありません」でもお伝えしましたが、まずは自分を責めずに、今日からできる小さな習慣を一つずつ試してみてくださいね。



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