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精油(アロマオイル)の種類と選び方|香りの系統・効能で選ぶコツ

アロマ・精油
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ラベンダー、ペパーミント、フランキンセンス……アロマショップの棚に並ぶ精油瓶を前にすると、香りを一つずつ嗅いでみても違いがよくわからなくなり

「どれを買ったら良いんだ!?」

となってしまう方も多いはずです。精油は原液が凝縮された分、種類ごとの個性がはっきりしています。まずは分類の軸を知っておくと、香りだけに頼らず自分に合う1本を見つけやすくなります。

この記事でわかること

  • 精油を見分けるための6つの軸(香調・抽出部位・ノート・効能・抽出方法・産地)
  • 代表的な精油15種の特徴一覧
  • 選び方のポイントと、安全に楽しむための注意点

精油にはどんな種類がある?分類の6つの軸

精油は「好きな香りかどうか」だけで選んでしまいがちですが、実は複数の軸で整理すると格段に選びやすくなります。代表的な6つの軸を知っておきましょう。

1. 香調(香りの系統)で分ける

フローラル系、柑橘系、ハーブ系、樹木系、樹脂系、スパイス系、ウッディ系など、香りの系統でグループ分けできます。好みの系統がわかると、初めての精油でも当たりをつけやすくなります。

2. 抽出部位で分ける

同じ植物でも、花・葉・樹皮・樹脂・果皮・根・木部のどこから抽出するかで香りの印象が変わります。柑橘系は果皮から、ウッディ系は木部からというように、部位と香調には関連があります。

3. ノート(香りの立ち方)で分ける

香水と同じように、精油にも香りが立ち上がる速さの違いがあります。ふわっと香ってすぐ消えるトップノート、香りの中心となるミドルノート、じんわり長く残るベースノートです。ブレンドするときはこの3つを組み合わせると香りに奥行きが出ます。仕組みやブレンド比率の目安をもっと詳しく知りたい方は、精油のノートとは?トップ・ミドル・ベースの選び方もあわせてご覧ください。

4. 効能・シーンで分ける

安眠、集中力、リフレッシュ、免疫、ホルモンバランスなど、期待する働きやシーンで選ぶ軸です。目的をひとつ決めてから探すと候補を絞りやすくなります。

5. 抽出方法で分ける

水蒸気蒸留法が最も一般的ですが、柑橘系は果皮を搾る圧搾法、ジャスミンなど熱に弱い花は溶剤抽出法(アブソリュート)で作られることがあります。抽出方法によって香りの再現度や価格帯も変わってきます。

6. 産地・希少性で分ける

ラベンダーやスイートオレンジのような流通量の多い定番精油もあれば、ローズやジャスミン、サンダルウッドのように採油量が少なく高価な精油もあります。特別な1本として少量から試すのもおすすめです。

香調別に見る代表的な精油15種

代表的な精油を、香調・抽出部位・ノート・効能・抽出方法で一覧にしました。気になる香調や効能の欄から探してみてください。

精油 香調 抽出部位 ノート 主な効能・シーン 抽出方法
ラベンダー フローラル・ハーブ 花 ミドル 安眠・リラックス 水蒸気蒸留法
ペパーミント ハーブ(ミント) 葉 トップ 集中力・リフレッシュ 水蒸気蒸留法
スイートオレンジ 柑橘 果皮 トップ 気分転換・リフレッシュ 圧搾法
ローズマリー ハーブ 葉 トップ〜ミドル 集中力・気持ちの切り替え 水蒸気蒸留法
ユーカリ 樹木 葉 トップ 呼吸を楽に・リフレッシュ 水蒸気蒸留法
ゼラニウム フローラル 葉 ミドル ホルモンバランス・気分安定 水蒸気蒸留法
ティートリー 樹木 葉 トップ 免疫・清潔感 水蒸気蒸留法
フランキンセンス 樹脂 樹脂 ベース 深い呼吸・瞑想 水蒸気蒸留法
イランイラン フローラル 花 ミドル〜ベース リラックス・高揚感 水蒸気蒸留法
ベルガモット 柑橘 果皮 トップ 気分の落ち込みケア 圧搾法
サンダルウッド ウッディ 木部 ベース 瞑想・鎮静 水蒸気蒸留法
ジャスミン フローラル 花 ベース 高揚感・自信 溶剤抽出法(アブソリュート)
ローズ(オットー) フローラル 花 ベース 自己肯定感・華やぎ 水蒸気蒸留法
サイプレス 樹木 葉・枝 ミドル 巡りケア・気持ちの切り替え 水蒸気蒸留法
ジンジャー スパイス 根 ミドル 巡り・冷え対策 水蒸気蒸留法

表の中でも、ローズ(オットー)やジャスミン、サンダルウッドは採油量が少なく希少なため、他の精油に比べて価格帯が高めです。まずは定番の精油から試し、慣れてきたら特別な1本として取り入れるのがおすすめです。

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精油は1本ずつ買うとどうしても高くつくので、最初はこういうアソートセットで香調の違いを比べてみるのがおすすめです。気に入った香りが見つかったら、そこから単品で買い足していくと失敗が少ないですよ。

活用シーン別に深掘りした記事はこちら

香りとくらしラボでは、精油をシーンごとに活用する方法も詳しく解説しています。気になるシーンがあれば、あわせてチェックしてみてください。

選ぶときの3つのポイント

1. まず目的をひとつに絞る

香りの好みだけで選ぶと、期待していた変化を感じられずに使わなくなってしまうことがあります。「集中力を保ちたい」「気持ちを落ち着けたい」など目的をひとつ決めてから、上の一覧表の「主な効能・シーン」欄を見比べてみましょう。

2. まずは定番の香りから試す

ローズやジャスミンのような希少な精油は魅力的ですが、価格も高めです。最初はラベンダーやスイートオレンジのような定番精油から試し、自分の好みの香調をつかんでから幅を広げていくと失敗が少なくなります。

3. ノートを組み合わせてブレンドを楽しむ

慣れてきたら、トップ・ミドル・ベースのノートを組み合わせてブレンドしてみるのもおすすめです。同じ精油でも組み合わせ次第で香りの印象が大きく変わります。

安全に楽しむための注意点

精油は植物由来とはいえ、成分が凝縮された天然の化学物質です。楽しむ際にはいくつか気をつけたい点があります。

  • 精油の原液が肌に直接触れないよう、必ず薄めてから使う(目や粘膜への使用は避ける)
  • 妊娠中の方、小さなお子さん、持病がある方は、使用を避けたほうがよい精油があるため事前に確認する
  • 猫を飼っているご家庭では、体質的に精油の香りが負担になりやすいと言われているため特に注意する
  • ベルガモットやレモンなど圧搾法で作られた柑橘系精油には、肌についた状態で紫外線を浴びると肌トラブルを起こす「光毒性」という性質を持つものがある。詳しくは精油の光毒性とは|柑橘系で気をつけたい注意点で解説しています
セージ
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猫を飼っているご家庭からは「アロマを楽しんでいいのか」というご相談をよくいただきます。詳しい注意点は猫と暮らす家のアロマ・お香|注意点チェックリストにまとめているので、心当たりのある方は一度目を通しておくと安心です。

また、同じ精油を長く使い続けていると、香りに慣れて感じにくくなることがあります。「最近この香りが薄く感じる」という方は、香りに慣れる「嗅覚順応」の仕組みと対策もあわせてご覧ください。

まとめ

精油は種類が多いぶん、最初から完璧な1本を選ぼうとすると迷子になりやすいものです。この記事の一覧表を手がかりに、まずは香調と効能で候補を2〜3本まで絞り、実際に香りを確かめてから選ぶくらいの気持ちで十分です。慣れてきたらノートや産地にも目を向けて、少しずつ自分だけのコレクションを育てていってください。

本記事は、商品の紹介にあたり、アフィリエイト広告(PR)を利用しています。
紹介する商品は、薬剤師としての知識をもとに選定しており、記事内容が広告主の意向によって左右されることはありません。

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