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多汗症の私がサウナは平気な理由|「汗をかいていい」場所

汗のお悩み
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「汗をかく」というだけで、心がすくんでしまう。そんな感覚を持っている方は、きっと少なくないと思います。私自身、多汗症で精神性発汗もあるタイプで、運動をすれば汗だくになるのが嫌で体を動かすことを避け、通勤ラッシュの人混みも極力避け、あえて車通勤を選んでまで「人に汗を見られない」生き方をしてきました。「汗をかく」ことは、私にとって長いあいだ恐怖でしかなかったのです。そんな私が、唯一「ここでは汗をかいていいんだ」と思える場所に出会いました。今日はその体験と、薬剤師としての視点から見た楽しみ方をお話しします。

きっかけは、妻との旅行先で入った一軒の温泉旅館でした

そのきっかけは、妻と巡り合い、二人で旅行に出かけるようになったことでした。訪れたとある温泉旅館に、ミストサウナが併設されていたのです。汗をかくこと自体が嫌いだったはずの私が、なぜそのとき入ってみようと思ったのか、正直今でもよく思い出せません。ただ、入ってすぐに気づいたことがありました。

「ここでは、汗をかいていいんだ」

ただそれだけの、単純な事実でした。

考えてみれば当然のことなのですが、サウナはそこにいる誰もが汗をかくために入る場所です。多汗症の私にとって、これは唯一と言っていいほど「人目を気にする必要のない場所」でした。周りの視線を気にして小さくなる必要がない、そのことがどれほど心を軽くしてくれたか、実際に体験するまでは想像もしていませんでした。それ以来、旅行に行くときは必ずといっていいほどサウナに立ち寄るようになりましたし、一時期は「自宅にサウナを作ろうか」と本気で検討したこともあります。

「うちの広さで、どこに置くつもりなの」

妻の一言で、その計画はあっさり終わりました(笑)。

火照った体を水風呂で鎮めるあの感覚も、たまらなく好きです。多汗症の人にとって、サウナは体だけでなく心も安らげる、数少ない場所なのではないかと感じています。ただし人よりも汗をかきやすい体質のぶん、水分補給はいつも以上にしっかり意識する必要があり、実際に私も水風呂上がりに頭がくらくらしたことが何度かありました(せっかく汗の悩みから解放される場所で、また別の心配事を増やしてどうするんだという話ですが)。この点は、後ほど薬剤師の視点から補足します。

薬剤師の視点から見た、ミストサウナが「安心して汗をかける場所」になる理由

ここからは薬剤師としての視点で、ミストサウナの仕組みを一般的に知られている範囲で補足します。ミストサウナは霧状の温水を使うタイプのサウナで、湿度が90%前後と高く、温度は35〜45℃程度とドライサウナに比べてやや低めに設定されているのが特徴です。高温・低湿度による息苦しさが少ないぶん、じんわりと汗をかきながら体をリラックスさせやすいと言われています。

また、温かいミストサウナと水風呂を交互に行う「温冷交代浴」は、自律神経の切り替えを促し、心身の緊張をほどく効果が期待できるという報告もあります。多汗症で常に「汗をかいたらどうしよう」という緊張(精神性発汗の引き金にもなりやすい感覚です)を抱えている方にとって、「ここでは汗をかいていい」と思える環境そのものが、体だけでなく心をゆるめる時間になるのではないかと感じています。

一方で、注意しておきたい点もあります。多汗症の方はもともと汗をかきやすい体質のため、サウナでの発汗が加わることで、水分や塩分(電解質)が想像以上に失われやすくなります。私自身が経験した「頭がくらくらする」という感覚は、脱水や血圧の変化のサインである可能性があるため、無理をせず、こまめな水分補給と休憩を挟むことが大切です。めまいや動悸が続く場合はすぐに退出して休み、心臓に持病のある方・妊娠中の方・体調が優れない方は、事前にかかりつけ医に相談してから利用することをおすすめします。

「汗をかいていい場所」を、自宅にも少しだけ持ち込みたくなった話

旅先でしか味わえないと思っていたあの安心感を、自宅でも味わえないかと考えたのが、先ほどお話しした「自宅にサウナを作ろうか」という発想でした。さすがに本格的な設備の導入は却下されてしまいましたが(笑)、実は今は工事不要で置き場所も選びにくい、一人用の家庭用スチームサウナのような商品もあります。旅先のあの体験を、日常の中に少しだけ取り入れてみたい方に向けて、参考までにご紹介します。

家庭用 一人用折りたたみスチームサウナ
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家庭用 サウナ 一人用 折り畳み スチームサウナ(タイマー・温度調節機能付き)

工事不要で組み立てられる、一人用の折りたたみ式スチームサウナ。温度調節9段階・タイマー最大90分で、自宅にいながら旅先で味わったような発汗の時間を作れます。使わないときは折りたたんで収納できるのも自宅向きです。

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セージ
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本格的なテントサウナはさすがに却下されましたが(笑)、こういう一人用タイプなら置き場所も取らず、「ここでは汗をかいていい」という感覚を自宅でも味わえそうだなと気になっています。試してみたら、あらためてレビューしたいと思います。

今日からできる、汗との付き合い方

最後に、多汗症・精神性発汗と付き合いながらサウナを楽しみたい方に向けて、今日から意識できることをまとめます。

  • 初めは空いている時間帯を選び、短時間だけ入ってみることから始める
  • 入る前・入った後にしっかり水分(できれば塩分も含むもの)を補給する
  • 頭がくらっとする、動悸がするなど体調の変化を感じたらすぐに退出して休む
  • 心臓に持病がある方・妊娠中の方・体調が優れない方は、事前にかかりつけ医に相談する
  • 「汗をかいていい場所」という感覚を、旅先だけでなく日常の中にも少しずつ取り入れてみる

「汗をかくこと」への恐怖は、簡単には消えないかもしれません。それでも、汗をかいていい場所があると知ったことは、私にとって大きな救いでした。同じように汗と向き合ってきた方にとって、この体験が「自分にも、そういう場所があるかもしれない」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

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紹介する商品は、薬剤師としての知識をもとに選定しており、記事内容が広告主の意向によって左右されることはありません。

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